2022

Digital Green City

AUG 2022

Digital Green City

「デジタル田園都市国家を市民はDigital Green Cityとよぶ。デジタルでグリーン(サスティナブル)な視点で課題を深掘り、みなで解決を目指す。一つ一つのプロジェクトを経験しながら地域の人々に物語が記憶される。それが「オプトイン社会」の本質であり、共助の大切さを再認識する。次世代に委ねるためのまちづくり、それをDigital Green Cityと名づけよう」

2022年3月に病で急逝された故中村彰二朗さんのことばです。スマートシティ会津若松市の初代アーキテクトであり日本のスマート社会実現における羅針盤たる方でした。この御遺志を次世代に渡すバトンとして、デザイン化しここに掲載いたします。

ロゴの目的 は
・ 市民だけではなく、当事者的なマインドを持つ街の外からの人たちも関係しながら、 誰もが親しみを持ちやすいモチーフで、地域にとってのより良い世界観を共有すること。
・ 活動を通じ、地域への愛着と多様性を育むこと。
・ 日本各地で同じ取り組みをする地域や参加する企業同士で世界観を共有し、連帯感を育むこと。
を目的とします。

グリーンのどんぐりがシンボルです。
・どんぐりは、時間と場所をつないで森を広げる、共助の象徴です。
・ どんぐりは風や地形、虫や動物の力を借りて、少しずつ離れたところに散らばり、 時間をかけて森を広げ生態系を育みます。
・ 虫は青いどんぐりを木の上で食べ、枝ごと地面に落とし、 動物は冬を越すためにどんぐりを運び土に埋め、 食べ残されたどんぐりは、忘れた頃に芽を出し、木になり森を広げます。
・ 誰もが子供の頃に親しんだ記憶の力を借りて、少しずつ変わっていく未来を 自分のものとして各々がポジティブに想像することを期待します。
・ 日本固有種のどんぐりは22種類。形や大きさ、分布も様々。地域の個性と多様性の象徴にもつながります。
・ 青いどんぐりはまだ成長過程。未来への期待を象徴です。

このDigital Green Cityロゴならびにデザインフォームは著作フリーです。誰もがデジタル共助社会の実現に向け自由にお使いいただけます。下記リンクより素材とクリエイティブマニュアルがダウンロードできます。

Digital Green City ロゴガイドライン

Digital Green City ロゴデータ